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西春の家/「緩衝空間・緩衝装置」アンケート 回答文 第 6 回/最終回 - 2007/01/24

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『 南側の開口・・・周辺環境の読み取り 』
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日頃街を歩いていて気になる住宅は、南側前面道路の南の庭に対して直接大きな開口部のあるものです。この場合必ず常にレースのカーテンが引かれています。インテリアからの気持ちの良さを考えるともっと直接 開放感を持たせてあげたいと思います。
建築には空間の対話が必要です。誰と何を対話するか、よくスタディして設計したいものです。
周辺の環境にもよりますが、今回の敷地は南面が商業地ということもあり、直接南に開放することは避けました。偶然ですが、竣工して3年ほどたってから潰れたパチンコ屋(倉庫として利用)は、8階建てのマンションに建て変わりました。こちらに向けて外廊下が配置され上から覗き込まれる環境になりましたが、上部の7、8階のみから見られる程度で視覚的にはほとんど気になりませんでした。(実際、マンションの廊下には目隠しボードがつけられ見る事は出来ないようにしてもらいました。)
予想として将来、商業的な施設ができるとは思いましたが、8階建てのものができるとは思ってませんでした。どうにか想定内の結果で、当時の設計についてクライアントも満足しておられます。
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奈良女子大学 生活環境学部   人間環境学科 住環境学専攻  住生活学研究室(今井研究室)
卒業論文「緩衝空間・緩衝装置」のためのアンケート調査   回答文より 第 6 回
*緩衝空間・緩衝装置とは  人と人、住宅と外部の関係を選択、調整する物理的空間・装置のこと

愛知県 名古屋 建築家 設計事務所 向井一規建築設計工房


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