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プレゼン「感性 機能性」 ・ 垂坂山の家 - 2016/02/16

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先回、お住まいの見学とご要望をきかせてもらい、たくさんお話しをさせてもらいました。

一番のテーマである「コートハウス」として、デッキテラスとL.D.Kがつながり・回遊できる

心地よい生活をデザインさせてもらいました。

大きなプログラム(1階、2階の空間構成)は、ご要望のままですが、敷地の環境条件から

2案作成させてもらいました。

 

A案

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南西に面する道路沿いにコートを配置して、おもてなしの庭 となる駐車場をデザインしました。

前面道路を4mに拡幅するために、現況の石垣を撤去する必要があります。

これをポジティブに捕らえて、駐車場と庭をつくりました。

デッキテラスと リビング・ダイニング・キッチン が並列に配置され回遊できます。

寝室からも出入りができて、生活の中心がこのテラスにあります。

コートの中には植栽もあり、自然の光・風・緑がプライベート空間とて味わえます。

また、特徴として玄関室がなく、門扉の向こうにはデッキテラスが迎えてくれて、

直接そこからリビングダイニングに出入りしてもらいます。

これは以前、西春の家 でデザインした空間です。

2階は、垂坂山の夕陽が望めるテラスがあります。

 

B案

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道路側は無表情のファサードにして、南東にある別棟面にコートを配置して朝陽の入るコートハウスをデザインしました。

この案も道路沿いに駐車場と おもてなしの庭 をデザインしています。

デッキテラスとは、リビングが直接面していて、ダイニング・キッチン と奥に続きます。

コートとは奥行感を感じながらのつながりになります。また、寝室からもテラスへ出入りできます。

このB案は、プランがとてもコンパクトにまとまり、室内での一体感も生まれます。

また、正方形でまとめたプランのため、コートの配置を道路沿いにしたり反転したりすることが可能で、

この案から何案も展開できます。(少しやりすぎました。)

2階は、A案と同じく垂坂山が望めるテラスをデザインしました。

 

どの案も気に入っていただき、喜んでもらいましたが・・・いろんな可能性と面白さが、逆に悩みとなってなってしまったようです。

方位、道路、お隣りさんの建ち方・・・と周辺状況の感じ方、この「感性」の捉え方をコートとどのように結びつけていくか、

そして、室内の合理性を追求したコンパクトなプランは、終の棲家としての「機能性」を高めた空間構成になりました。

この難しい未来へのデザインに向けて、しばらくお時間をとってもらい検討していただくことになりました。

豊かな心地よい生活を過ごしてもらうための住まいに向けて・・・

 

 

 

今回、住宅密集地でのコートハウスですが、現在お住まいの敷地での建て替えになります。

感性 とは、この土地でのこれまでのお住まいの体験が大切になると思い、テーマとさせてもらいました。

機能性 とは、これもやはり現在のお住まいから出てくる要望や、希望とするライフスタイルからのテーマです。

どちらも十分に再確認してもらい、答えをみつけていただければと思います。

 

長時間の打合せ、そしてチョコレート、ありがとうございました。

 

ikki                   2016.2.14

 


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