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秋野不矩美術館 ・ 浜松市  設計:藤森照信  - 2018/10/15

 

息子のサッカー観戦のために浜松市に行く機会がありましたので、

以前から見学したいと思っていた 藤森照信氏設計の「秋野不矩美術館」を見学しました。

天竜川の北側の山上にある とても良いロケーションです。

 

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蛇行した坂道を上り、少しずつ全景が現れてきます。

雨上がりの暗い天候で見えづらいですが・・・力強い雲に覆われて自然さらされている感じが良かったです。

多治見の奥、笠原町にある藤森さん設計のモザイクタイルミュージアムは、

プロパガンダのためか街中にありデザインの質も表面的です。

この初期の建築は想いも強く、仕上がりが力強くて良いですね。

 

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玄関ホールは丸太の骨組みをシンボルツリーのように演出、

粗い手触りの漆喰壁には天窓からの光が映りこみ、シンプルな空間を表情豊かにしてくれています。

 

展示室内の写真には撮れませんでしたが、「土の家」「廃墟」「寺院」などを展示したメインの部屋は

砂岩のような大きな石を床材にして、裸足で歩く会場の空間が身体で感じるようになっていました。

秋野不矩さんの優しい絵と建築空間が一体になって良い空気感でした。

 

コンクリート打放し仕上げの壁にはさまれた2階へのアプローチ階段の床は土の左官仕上げです。

スチールの手すりもデザイン・形状が優しくて触り心地もいいです。

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2階の窓からも吹き抜けを見下ろすことが出来て、丸太の骨組みをじっくり見ることが出来ました。

ホール横のテラスからは前庭の手前にあった茶室が望めます。

 

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外に出ると天候も回復して青空が出てきました。

山の上にあるため、下界の街並みとは無縁な環境が素敵ですね。

 

手の跡がでた粗い左官の仕上がりが味わい深い表情を醸し出しています。

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帰りの下り道も、少しずつ見上げながら離れていく別れ方が風景としてよかったです。

 

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20代に行ったイタリアの山岳都市、アッシジやシエナの風景を思い出しました。

エネルギーをもらいました。

ありがとうございました。

 

 

ikki                        2018.10.14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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