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建築勉強会  揚輝荘・河文 - 2012/05/04

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こども建築ネットワークの代表者である安井さんの案内で、午後から建築勉強会に参加しました。

まずは、覚王山にある揚輝荘から見学です。あいにくの雨でしたが、日泰寺周辺の緑は洗われていてとても綺麗な新緑の風景でした。

揚輝荘は、松坂屋の初代伊藤次郎左衛門祐民氏によって覚王山日泰寺の東南に隣接する1万坪の森を切り拓いて築かれた別荘です。

これまで、イベントで観覧することはできましたが、名古屋市に寄与されて今年度より一般公開されたようです。

揚輝荘    http://yokiso.org/

  

伴華楼:昭和4年尾張徳川家から移築された茶室(4畳半)付きの座敷(明治33年建築)に、鈴木禎次設計の洋間(東洋風)を新築してドッキングし、「Bungalow」をもじってバンガロウと呼ばせている。

2階の和と1階の洋、そしてコーナーの暖炉煙突を中心とした折衷は不思議なデザインの扱いを感じる。

  

白雲橋:北庭園は京都の修学院離宮の地割を模しており、白雲橋は千歳橋の写しである。(正面の橋)

三賞亭:大正7年に茶屋町から移築された揚輝荘最初の建物(煎茶茶室)。(右端の茶室・茶室内)

三賞亭の雪見障子から望む景色は新緑の綺麗な風景でした。

多くのもみじで包まれている庭は秋の紅葉が綺麗なようです。また訪れることにします。

 

次にオスモ(ドイツの自然塗料のメーカー)で自然塗装の基本勉強をした後には、丸の内にある「河文」(高級料亭)にお邪魔しました。

河文:400年前。名古屋城の築城とともに、鮮魚店の暖簾をかかげた「河文」は、初代・河内屋文左衛門の食材の目利きが惚れ込まれ、名古屋城下へ料理を運ぶ「尾張徳川家御用達」のご馳走処。

ここを、中村さん(百デザイン)の予約で見学をさせてもらうことになりました。リニューアルされた河文は全て土足で室内を回ることができる。

これもコンセプトにある、「名古屋の河文から、世界の河文へ。・・・未来を拓く挑戦。」のデザインであるようです。(重要文化財の建物のよさを生かしながらも、モダンな椅子席を設けることで、時代にマッチした佇まいにするとともに、足の不自由なお年寄りも楽しめる空間にし、料亭の未来形ともいえる新生河文のスタイルをこれから築き上げて行こうとしています。)

河文    http://www.kawabun.jp/

   

 流れ床の庭(左):水鏡の間(左)と新用亭(右)の間につくられた、流政之の作品。水のはった庭の奥に床の間としてつくられた彫刻。

水鏡の間から新用亭を見る(右):樹木と一体となった日本建築の風景が美しい。水鏡の間は谷口吉郎氏の設計。現在内装はリニューアルデザインされた。

  

新用亭(左):タタミの縁取りをデザインした絨毯の上にテーブルとイスのしつらえ。日本建築空間のつくられ方に視線の高さがそぐわないような・・・

しかしこれは、河文のコンセプトにある  「重要文化財の建物のよさを生かしながらも、モダンな椅子席を設けることで、時代にマッチした佇まいにするとともに、足の不自由なお年寄りも楽しめる空間にし、料亭の未来形ともいえる新生河文のスタイルをこれから築き上げて行こうとしています。」 の挑戦である。

上座敷(右):2階の個室は、2部屋の座敷を大広間としても使える。窓からの美しい四季と古くからのモダンな無双窓が特徴である。 

 2段になった障子は、ガラス戸の枠内に障子がはめ込まれていて美しい景色が望める。

 

今日は午後から充実した勉強会になりました。予約や案内準備をしてくれた安井さん中村さんに感謝です。

共通して思うところは、日本建築と庭・自然との関係。やはり四季を感じながら風景とともに活きる日本建築の良さを再確認しました。

また、名古屋での歴史・文化を体験して、これからの名古屋の建築のあり方のケースを学んだように思います。

自分の建築もこれからの名古屋・東海の建築の見本となるようにできればと思うしだいです。

 

 

ikki    2012.5.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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