無念 ・ 石尾台の家 - 2013/04/29
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ジブリ美術館の空間を住宅に・・・のプロジェクトは、残念な結果に終わりました。
もともと、建て主の方の家づくりも、現在自分達のやりたいことを考えたらどんな家になるか確認してみたい・・・
との意向から始まったプランです。
プレゼンした内容は気に入ってもらえたようですが、現在はこのまま進めて行きたい・・・
という強い気持ちまでは盛り上がらなかったようです。
私としては、ベストを尽くしたつもりです。
放たれた空間と篭った空間の相互が入り混じり、日常生活の中での気持ちの抑揚が空間でどのように影響するか。
東の山並みの自然と、西の包まれた中庭との自然環境の心地よさが、きっと住む人の気持ちをやわらげてくれると信じていました。
中央の吹抜けが家族をつなぎ、気持ちを通わせる・・・そんな新しい住まいのプランニングでした。
次へのプランに活かされると信じ、この無念な気持ちを納めました。
ikki 2013.429
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