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2007年02月05日

高畑の家/設計考察 私の回答 第4回「箱の中・2」

『光の開口・視る開口・風の開口/2階』

夕景北側.jpg
外観写真の屋上の角張った部分の南側からハイサイドライト(上部横からの光)を捕り入れる。
左側の上の方にある横長の窓(2階子供室)からは北側道路や道路向こうの庭の緑が望める。
またそれぞれは開放できて、風も通り抜けて行く。

下の写真は2階へ昇る時 ハイサイドライトからの落ちる光の様子
階段.jpg

下の写真は2階の子供室から見たハイサイドライトの様子。
これは初夏の午前中の光である。お昼には壁の光は消え、床の光だけになる。午後になると反対側の壁に光は現れる。一日の太陽の動きをインテリアに捕り入れてくれる、日時計の役目もある。
真夏は太陽が高く光りは入って来ないが、秋、冬、春と2階の部屋に奥行きを移動しがら入り込む。四季の変化も教えてくれる。
2F.jpg

この写真は、子供室の北側にある横長の窓から外を見た様子である。
北側バス通りやその向こうにあるお宅の庭が望める。部屋のプライバシィを守りながら、こちらからは気持ちの落ち付きを求める視覚的な安心を捕り入れ、風も通す(上辺を軸に下から外へ張り出す窓)開口部である。
V6010302.JPG
この開口部の外部上端には、現場工事中に報告した「睫毛」がある。
(金属の睫毛効果  2006.02.21 コラム参照)
外観から見てもシャープな眼から外を監視しているような気配である。

次回は1階の水廻り(洗面、浴室、トイレ)の開口部のお話をします。この開口部も大切な役割があります。
ひとつひとつインテリアの用途や演出によって開口部の位置、大きさ、プロポーション、そして開放の方法など 創造、研究し、検討した結果です。イメージ通り、イメージ以上のモノが出来あがると嬉しいものです。建築の竣工後、建主の方が発見されることも多く、住みながら様々な出合いがあるようです。

投稿者 mki : 2007年02月05日 14:43

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