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2007年08月27日

瞑想の森 各務原市営斎場 / 風景

岐阜の各務原市に出来た市営斎場を訪れた。
昨年できた伊東豊雄氏の作品である。
やはり建築は行かないとわからないことが多い。
写真では感じない、そこに見えてくる風景は体全体で認識できる。
大きさ、存在感、現れかた・・など、周りの風景とともに活きる建築は
魅力を感じる。

V6010288斎場伊東.JPG

夕方の風景は、雲と水面と共鳴して馴染んでいた。
強く主張するでは無く、弱く寂しいのでもなく、良い存在感であった。


V6010301斎場伊東.JPG

水鏡に写る柔らかい波は、デザインとしては実像よりは理想に近い気がする。
「布」が飛んで行くような、軽やかなモノになっている。


V6010296斎場伊東.JPG

斎場のある奥にお墓が配置されていて、ランドスケープとして綺麗に整備・デザインされている。
この全体計画が建築とバランスが良くて、公園としてとても美しい。
お盆の時期だったため、何組かの墓参りの方が来られていて、
なぜか?幸せな気持ちをもった?
こんなお墓だったら自分も入りたいと思われるような・・
そんな気分の良い場所であった。


V6010300斎場伊東.JPG

エントランスも軽やかで気持ち良い。

建築を造るのでは無く、風景を創る。

久しぶりに、そんな良い空間に出会えた。

各務原市 
「瞑想の森 市営斎場」
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/shoukai/shisetsu/pdf/shisetsumap.pdf
各務原市役所北 東海北陸自動車道 権現山トンネル 上
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F25%2F2.159&lon=136%2F50%2F24.458&layer=0&sc=3&mode=map&size=s&pointer=on&p=&type=static&CE.x=309&CE.y=261

投稿者 mki : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月22日

お台場 2007 / 東京の状況

学生時代から長く東京にいましたが、やはり東京は舞台のようです。
書割り舞台のように、演じるシーンが次々(あちこち)と設けられ、
造っては壊れ(飽きられ)人はそこで演じ踊ります。
これは、私にとって自分の素の無い、仮りの空間を漂っているようで、
現実感がない。


2ヶ月前、久しぶりに東京に行き、お台場に設置されたノマディック美術館を見ました。
隣に花畑があり、のどかな雰囲気・・坂さんのデザインした仮設の空間はスケールも大きく、
周辺の伸びやかさと合い、恵まれた環境であった。

V6010310台場.JPG

建設中の建物も力強く、エネルギーも感じる。
お台場はまだまだこれから・・・演出装置(舞台)はこれからです。
伊東豊雄さんが昔言われてました、「シュミレイテッド・シティ 東京」
私の思う東京は、かげろうのような状況ではなくしっかり構築された?
シュミレイションである。
不思議な現実である。


PS. ここに来るユリカモメから見える風景の中に、最近建設された高層マンションのための学校があった。早急に臨時で作られたような、想いのない建物であった。

投稿者 mki : 13:17 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月20日

岐阜再生住宅 / 設計→見積

設計が終了しました。
建主の方の気持ちも上向きで、当初のガレージを設ける希望から
平家部分にコンクリートの土間スペースを計画しましたが、
設計者として緑の庭とのかかわりが持てるオープンスペースとして
自由に使ってもらえると良いなと考えていました。
それがここに来て、「この土間スペースにスピーカーを取付けガレージ以外にも・・・」
と何かこれから構想が湧いて来られたようです。


下記の写真は設計中にファサード(外観前面)を道路際から下げて
既存の大きさに合わせた模型写真です。
1m 強、前に出しの増築を考えていましたが、車も小さい方をガレージに入れることになり、
工事も減らす方向にしました。道路際に前庭できて、建築に少しゆとりができました。
玄関のアプローチも変更し、引込むような面白い空間になりました。

合成0820.jpg

前面の格子部分が大きく開き、車が出入りします。
玄関も同じく格子で門扉のようにデザインしてあります。
室内のガレージと玄関は半屋外の空間です。

以前もお見せした既存の住宅です。
向かって左側は全体改修になりますが、右側は外壁・屋根だけの改修となります。
外観のデザインを統一したいとの、ご希望から始まりました。

既存.jpg

現在、数社の工務店に相見積りをお願いしています。

投稿者 mki : 13:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月06日

高畑の家 / 写真・・光

竣工して1年の検査を行いました。
竣工して直ぐの梅雨に起きた地下の湿気問題は、コンクリートの乾きとともに無くなり、
今年はエアコンのドライ運転などで梅雨の時期に注意する程度となったようです。
建具の狂いも無く、(もともと3層吹抜けで1ルーム空間の家のなので建具はあまりありません)
生活はとても快適でお気に入りの様子です。
建主の方とも久しぶりに長くお話することが出来て、有意義な時間を過ごせました。
お忙しいご夫婦は、「この家が癒される」と言われました。
うれしい一言です。

この写真は、私の事務所に興味をもって尋ねてくれた N 君が撮ってくれたものです。
彼の不思議な光の捕らえ方を紹介しました。

DSC00063.JPG

なぜか?神秘的な光となり、今まで何回かお見せしているこのハイサイドライトの光も 幻想的です。

DSC00062.JPG

DSC00056.JPG

N 君は自分でブログをオープンしており、繊細な心で捕らえた詩的な状景をつくりあげています。
http://blog.livedoor.jp/sparky55/
を尋ねてみて下さい。
この高畑の家についてのブログももうすぐアップされるようです。


投稿者 mki : 13:31 | コメント (0) | トラックバック