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2007年10月30日
岐阜再生住宅 / 青空案
夏に見積りをお願いした再生住宅は予算オーバーのため、再生の再生を試みていた。
既存の仏間の中に車を入れた屋内ガレージは負担が大きい。
撤去し、駐車スペースを屋外にする青空駐車を検討していた。
減額するには物を無くすのが一番である。
建主の方も予算の調整から、変更に対して前向きに見てもらった。
変更案の善し悪しで意向を確認するような進め方となり、まずは案を提出した。
平家の一部を残し寝室を確保する案と、残さないで新たに中庭をはさんで個室をつくる案。
どちらも魅力はあり、互いの長所と短所が議論された。
その後、駐車場を庭としてポジティヴにとらえる案にまとまった。
庭と一体化できる玄関は、ゆったりと広がりを感じる空間である。
現在、2階建棟の1階にあるリビング・ダイニングからもこの庭に対してひらくことができる。
今まで南端の既存庭は触らない予定であったが、逆にこの庭を庭園デザイナーの糟谷さんにデザインしてもらうことになった。
シンプルな素敵な庭になることは間違いない。
駐車スペースは、コンクリートを洗い出す奥深い仕上がり。
建築が引立つ色合いになる。
平家の妻面を背景に1本の木。南端の植栽は、建築が仕上がってのデザインとなる。
投稿者 mki : 18:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月11日
西春の家 / 5年検査
西春の家が竣工して5年経ちました。
工務店と5年検査を行い、問題点などを調査し、後日修正するようになりました。
この建築は木製のオリジナル建具が多く、その建具の気密性を高めるためのピンチブロックがいたんでおり直すことが必要となりました。
その他大きな格子戸も戸車の不具合や、格子を留めているねじのゆるみもあり歪んで来ました。
木製の質感、軽さ、造作のしやすさ、など良い部分が多いのですが、耐久性に関しては難しい所があります。
下の写真は、子供室からリビングを見下ろしたものです。
この住宅で私の好きな場所でもあり、毎回来る度にゆっくり見させてもらいます。
子供室から半階下がったリビングを見るのは、中庭を挟んでいるせいもあるのか?見ていると和みも感じ・・不思議で面白いものです。
リビングの向こうにはもうひとつの中庭があり、その奥に寝室があります。
中庭を挟みながら生活のなかで、家族の気配を感じ過ごすという・・・
そんなつながりのある住宅を考えて設計しました。
これは反対にリビングから子供室を見たものです。
以前は子供室が大きな一部屋でしたが、現在はまん中のクロゼットで区切られ、ふたつになりました。手摺の下に付けられていたネットもはずされ、見通しもよくなりました。
相変わらずご両親宅の庭の芝生は綺麗です。
デッキにはえたシマトネリコも元気に成長しました。
コートハウスは自分達の生活を守り、小さいですが光や風や緑とふれあいやさしく過ごせる空間です。
この空間配置は、長屋の再生を行い、そこでの魅力を活かして新しく設計したものです。
私の中の「温故知新」でありました。