向井一規建築設計工房/mki-architecture.studio http://mki-archi.com/info/ ja 2008-03-12T16:39:51+09:00 岐阜再生住宅 / 丸太梁と天井 http://mki-archi.com/info/archives/2008/03/post_113.html 天井のプラスターボードが貼られた。
丸太の梁が浮き出るように現れた。リノベーションの見せ場である。
本当に趣のある梁である。偶然だが美しい丸太である。
この隣の丸太はこんなに力強くはなかった。
天井からの離れ具合もちょうど良い。
手間のかかる仕事、大工さんありがとうございました。

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天窓からの光はここで四角に切取られる。

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mki 2008-03-12T16:39:51+09:00
住まいの環境デザイン・アワード / 授賞式・パーティー http://mki-archi.com/info/archives/2008/03/post_112.html 先週(3/4)新宿のリビングデザインセンターでの授賞式に参加させてもらいました。
グランプリ、環境デザイン最優秀賞、住空間デザイン最優秀賞の3点はお客さんの前での
プレゼンテーションがあり、緊張しました。
グランプリの「白山通りの家」は地熱をとり入れながら、また現場で掘り出した粘土を外壁に利用するなど高度な技術と、東京の都心において近隣とのおつき合いもテラスを介して積極的に取り組んでいく・・という総合的に評価の高いとても関心させられるものでした。建築のデザインもイタリアのベネチアにある塔状の建築をモチーフにした美しいものでした。建て主も建築のプロの設計者で、もうひとりの建築家との協同設計という、コラボレ−ションが大変上手く噛み合った本当にすばらしい建築でした。
私の「ヒトつながりの家」は時間が足らないこともあり室内空間の生活の様子が上手く伝わらず、審査員の方にもいまひとつの説明不足となりました。3層吹き抜けは住宅の使い方としてとても難しい所があり、今回の建て主の方だからこその解答かもしれません。審査員の中でも少し意見が別れたようです。やはり実際の生活の雰囲気を写真で伝えることは難しいようです。また私もこの住宅はしばらくいて、時間とともに起こりうる変化(光、風、音、臭い、人の気配)などを体で感じながらの体験型空間の評価が一番よいと思います。自分が室内で階段を上がったり下がったり、リビングやダイニングを行き来したり留まったり・・・と暮らしの中での理解度が必要でしょう。まだ良く模型写真からある程度の評価を頂いただけでもラッキーでした。環境デザインというのも、物理的な環境もあれば、人の気持ちを考えた精神的な環境もあります。私の設計しているものは、後者の精神的な環境であり、それを空間の中で3次元、4次元で体感しながら人の生活にどのように影響するかであると思います。
審査員の東利恵さんはお父さん(故東孝光氏)の設計された「塔の家」1967(青山のキラー通り)の経験から吹き抜けワンルームの生活を理解して頂いたようです。
また内藤廣さんからは「ヒト」の器として住宅を設計することへの意識は充分理解して頂いた上で、空間のインテリアが白い箱になっていることに疑問符を投げかけられました。何が良いかのアドバイスは直接ありませんが、『もう少し人の生活と合う、色・素材があるように思う』とのお話しでした。これは貴重なアドバイスです。今後の私の設計に大きな影響を与えて頂ける言葉でした。内藤さんは志摩にある「海の博物館」をはじめ、「安曇野いわさきちひろ絵本美術館」などとてもすばらしい建築を設計されています。自邸である2家族4世代の「共生住居」1984 は将来の生活の変化に対応できる、そして気持ちの良い住宅です。私の大好きな建築家です。内藤さんの優しいフランクな人柄に触れ合えただけで幸せでした。
授賞式の後のパーティーでの歓談はとても楽しいものでした。
主催者の方、審査員の方、今回はいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。

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mki 2008-03-11T12:36:53+09:00
岐阜再生住宅 / 丸太梁・土間・庭 http://mki-archi.com/info/archives/2008/03/post_111.html 天井のプラスターボードを貼り始めました。
この斜め部分は、天井高さを高くしたため屋根の勾配を天井にも表した所です。
天井を高くしたのも、この赴きのある古い丸太梁を見せたかったからです。
大工さんにお願いして丸みのある梁の周りに合わせてプラスターボードを切取り貼ってもらいました。
仕上がりはとても綺麗で、さすが〜! という感じでした。
ありがとうございます。

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先日、建て主の方と玄関の土間スペースと上がり間についてお話しました。
設計ではこの奥の巾の少ない所はコンクリー土間から20センチくらい上がった
板の間にする予定でした。
実はその右奥には、リビングダイニングがあり、私としてはプライバシーを考え、
直接正面から来客の視線を向けない方が良いかと思い・・の計画でした。
しかしそんなことよりは、リビングからの視覚的な気持ちよさや、
リビング前の廊下(巾狭い土間の右の上がった所)に腰掛けた時の庭への眺めの良さ、
そして、玄関土間の奥へのつながりの面白さなどを捕られました。
私もこの選択の方が良いと思います。

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こちらの心配より建て主さんの方がキチンと良いものをご存じです。
設計をしていて、このように教えられることは良くあります。
本当に建て主の方に恵まれたと、いつも感じます。
ありがとうございました。


もうひとつ、庭のデザイナ− 糟谷さん に先週来て頂き途中経過を見てもらいました。
南側の露地に向けての生け垣は北側(庭の面)は葉がなく裏側となってます。
そこをカバーすること。
南東の角のブロック塀を予定外で撤去したため、その角のデザインを考えること。
駐車場の奥、庭の正面になる平家建て妻面前の樹木の選択など課題がたくさんです。
糟谷さんはそのひとつひとつに前向きに捕らえてもらいました。
また時々見てもらって、最終的には囲いネットや足場が外されてから、
最終デザインを決めてもらいます。
糟谷さんはいつも建築の現れ方をみて、それに合うような庭のデザインをしてもらえます。
とても助かります。いつもありがとうございます。

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mki 2008-03-10T15:21:19+09:00
岐阜再生住宅 / 天窓 http://mki-archi.com/info/archives/2008/03/post_114.html 日に日に現場は進んでます。
天井の下地が出来てきて、天井の高さが認識できるようになりました。
天窓の位置、大きさもわかってきました。
時間とともに変化する光の入り方もイメージできます。
南側の庭からの光量や、見え方もわかってきました。

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庭側から見るとこんな感じです。
丸太の梁も効いてます。
照明計画を設計時から少し変えようと思います。
梁を綺麗に見せるため、丸太梁から放したダウンライトをベースに、
両側壁からのスポットライトを付けます。
上(天井)に向けたり、
横(梁をなめるように)に向けたり
下(床面の必要な部分へ)に向けたり・・
と多様な展開ができるようにしたいと思います。

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天井はいつもできるだけスッキリさせたいと思います。
シンプルな感じだと頭の上のことですが・・・気持ちが良いです。


天窓は屋根面にこのようにつきます。
雨じまいのためもう一回周囲を板金で立ち上げます。
透明ガラスのため中が見えてます。

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mki 2008-03-05T18:44:26+09:00
岐阜再生住宅 / 門 バランス・光 陰翳礼讃 http://mki-archi.com/info/archives/2008/03/post_110.html コンクリートの型枠はずしは楽しみな瞬間のひとつである。
このようなシンプルな壁はまず失敗はないが綺麗なことに越したことは無い。
外した後の庇とのバランスはとても気になる。今回のデザインの見せ場である。
浮いた庇の下にポーチへの隙間(穴)をつくる。
なかなかの良いバランスである。

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脱型の職人さんはとても丁寧で几帳面な仕事っぷりでした。
外した桟木、型枠ベニヤ、金物などひとつひとつ釘を抜きながら、
材料を綺麗に並べながら・・・
表れてくる打ち放しが間違い無く美しく見えてくるのが確信できるような仕事でした。

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再生する平家部分の寝室には天窓がつきます。
南側の庇を長めに延ばし、光を制限しました。
その分、天からの光が有り難く綺麗に入ります。
ガラスをクリア(透明)にして、光を直接インテリアに入れ込みます。

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長めの庇の向こうには新しくできる庭があります。
今週、デザイナーの糟谷さんと打合せです。

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mki 2008-03-03T15:52:15+09:00
高畑の家 / 住まいの環境デザイン・アワード 授賞 http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_109.html 先日、現地審査をして頂いた「高畑の家」(ヒトつながりの家)の審査結果がでました。
『環境デザイン最優秀賞』を頂きました。詳しくは下記のアドレスへ・・・
住まいの環境デザイン・アワード2008
http://www.gas-efhome.jp/
3月4日にシンポジウムが開催されます。


空間の理解の難しいこの住宅は、どのようにプレゼンテーションして審査員の方々にわかって頂くかが
ポイントだと思っていました。
そこでこのような模型写真をトップ写真として出しました。
実物を大きく見せるのでは無く模型で見せることは、ひとつの挑戦でもあり、賭けでした。
屋内の空間のつながり、半地下から2階まで「空間」「人」がつながっていく様子、
物理的、精神的なつながりがわかると思います。

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屋外の周辺環境と建築の関係は下記の断面パースで説明しました。
外部環境から屋内の機能、開口部などデザインされていることを示しています。
大切にしているのは、光・風・緑と視覚的な心地よさです。
特に冬の家族の生活は、床暖房(ピンク色の床部分 ー 半地下・1階)でささえられています。
この設備が無いと3層吹抜けの空間は成立しません。
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他は暮らしがわかるような写真を紹介して仕上げました。

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人が身をもって体験しないとわからないような空間。
人が存在すること、動くことによって感じる空間。
一日の時間とともに変化する空間。
日々の経過、四季の中で経験する空間。
生活とともに人に与える環境は、家族をどのように育んでくれるだろか。
・・・・楽しみである。

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mki 2008-02-27T13:46:40+09:00
岐阜再生住宅 / 耐震壁とデザイン http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_108.html 玄関部分の骨組みができ、筋交いや構造用合板で耐震壁が仕上がってきました。
壁をアプローチの通りに対して互い違いに配置して、
先が見え隠れしながら歩くような意識でデザインにしています。
その横には大きく拡がる南側の庭の景色が「木格子」越しに見える予定です。

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もう少し奥に引いたアングルです。
実際は手前の壁はふさがれて、この抜ける様子は見えませんが、
構造的な耐震壁が互い違いにあることがよくわかると思います。

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道路側の屋外から見た様子です。
中央の奥にある構造用合板の壁は特に重要で、その上に見える既存2階建ての角を補強するため
頑丈につくり柱・梁と緊結しました。
この壁のベースとなる基礎のコンクリートスラブは30センチ近くあります。

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機能とデザインを融合する計画です。

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mki 2008-02-22T16:09:49+09:00
岐阜再生住宅 / 玄関骨組 http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_107.html 今回の再生住宅で新しくつくる骨組みは、この玄関・アプローチだけとなります。
平家の古〜い 一期工事部分と、後に出来た2階建ての二期工事部分との間に出来る玄関です。
屋根をゆるい勾配にして、薄く伏せたデザインです。
手前のブルーシート下は門として建つ、コンクリート打放しの壁となります。

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屋外となる東側の軒の詳細です。コンクリート壁の門を入ったアプローチ空間となります。
1枚の軒として道路側へ薄く出して仕上げたいために、はしご状に組んで桁の上に乗せました。
少し前に監督さん大工さんそして外壁を貼っている板金屋さんと一緒に乗せたばっかりです。

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水下の方の軒も1メートルほど出して、深い軒にしています。
左の梁部分にサッシが入り玄関となります。サッシの外側には吊り戸式の木格子が設けられます。
玄関と言いながら、サッシや木格子を使いながら、南側にできる駐車場(庭)とのつながりを考えた
テラスのような空間にしたいとおもいます。

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mki 2008-02-18T16:14:25+09:00
岐阜再生住宅 / 新旧の骨組み http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_106.html 平家として残す骨組みに、昔の縁側の空間を活かしながら屋根の骨組みだけ新しくしました。
軒を深くとって包み込む安心感と、視覚的に少し下の方へ見る範囲を方向づけました。
これからつくる庭との関わりが楽しみです。
生け垣の向こうは路地のような道路のため歩く人からの視線も気にならないように、
抑え目の南側の開口となります。
左側の柱の面はすべて壁となり、軒先の左端まで壁はできます。

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左側の縁側屋根を大屋根と一体として、デザインをシンプルにしました。
新旧の骨組みの合体です。以前と比べとてもガッチリした構造となりました。
手前のまん中付近にある四角い穴は天窓となります。
南側の抑え目の開口部からの光と、部屋の中央に落ちてくる天の光の差をねらっています。
光と影のコントラストが上手く行くといいのですが・・・

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mki 2008-02-14T14:12:08+09:00
高畑の家 / 住まいの環境デザイン・アワード http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_105.html 先月の 22日に東京ガス主催の「住まいの環境デザイン・アワード」というコンペに
高畑の家 を応募しました。
A2版のパネルに図面や写真、スケッチ等をまとめてプレゼンテーションするものです。
コンペの主旨は、微気候を考慮した住環境や豊かな人間関係を育む空間の新しい提案を求めたものです。
設備としては、ガス熱源の温水式床暖房があり、これが有効に空間に働きかけ、環境に貢献しているかが課題となります。
写真などでは把握しにくい空間構成を大きな模型写真や断面パースなどで表しました。
どこまで空間を理解してもらえるかがこの住宅の難しさです。

本日、事務局の方から「受賞候補となり、現地審査への段階に入りました」
と、連絡が来ました。
とりあえず審査員の目にはとまったと言うことです。
あとは、受賞できることを祈るばかりです。

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mki 2008-02-12T13:58:23+09:00
岐阜再生住宅 / 基礎工事 http://mki-archi.com/info/archives/2008/02/post_104.html 玄関とアプローチ(ポーチ)の部分は新しく基礎からつくります。
北側の2階建ての角柱を補強するため、この玄関の中に耐震壁を設けます。
耐震壁の基礎を十分な耐力に保つために20センチ厚さの基礎を一面に打ちました。
ここはポーチから玄関の土間スペースとなります。
今回の改修工事の中で唯一 新築になる見せ場となります。
道路際に立っている鉄筋は、門のように打放しコンクリートの壁ができます。

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今回の工事を担当して頂く、玉田建設さんの監督さんと大工さん二人は
皆さんベテランの方で助かります。経験豊富な方々との現場は安心してまかせられます。

古い平家建ての改築部分の基礎は、一部 新しく打ち直しました。
外部に面する基礎を堅固にし、外周の庭(コンクリート土間)との高さを調整することも考えました。
浮いている既設柱の下には土台が新設されます。
既設の基礎と土台の上に新しく土台を設け床組をしていきます。
防湿用の土間コンクリートも打ちました。

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mki 2008-02-07T15:13:05+09:00
岐阜再生住宅 / 小屋組 http://mki-archi.com/info/archives/2008/01/post_103.html 撤去がはじまり古い小屋組が見えて来ました。
設計の時に屋根裏に入り見ていたので、様子はわかっていましたが、
改めて裸になったものを下から見上げると、力強さを感じます。
現代の小屋組ではなかなかこのような丸太の梁を使うことはありません。

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道路側(手前)の半分は駐車場になるため、取り除きました。
ここはまん中の梁を見せた寝室に生まれ変わります。

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mki 2008-01-23T12:10:36+09:00
岐阜再生住宅 / 着工 http://mki-archi.com/info/archives/2008/01/post_102.html 2008年1月10日 地鎮祭を行いました。
神主さんに改築する所、撤去する部分、庭木の撤去場所など・・
すべてお払いをしてもらい、とてもりっぱな地鎮祭となりました。
次の週から撤去工事がはじまりました。

改めて計画の姿を模型写真で載せておきます。
下の写真は取り壊し前の全景です。
岐阜駅の南地域は古い建物が多く、近くには中山道もあり歴史もあり、
なつかしい街の臭いがただよいます。

何度かに分けて改築された現況はチグハグで、
今回の改修で全体の統一感を出して欲しいというのが、第一の要望でした。

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予算の関係もあり、青空駐車案となった計画は庭を再生することをテーマに
スッキリした案となり、通りに対して開かれたものになりました。
この計画(青空駐車案)になり庭までの敷地全体の再生が出来たことは、
統一感を出すには良かったと思います。
玄関を兼ねた土間スペースが駐車場となる庭、その南側の緑(植歳)とつながるように
計画しました。

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次回は南棟の半分が撤去された様子をお伝えします。

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mki 2008-01-21T11:07:38+09:00
高畑の家 / ひとつながり の家 http://mki-archi.com/info/archives/2007/12/post_101.html 時を重ね育むワンルーム:
ドアのないワンルームの家は、いつも家族の気配を感じ、生活している。無意識の中で過ごす時間は後に意識として記憶される。それは経験となり思い出となり、人を育んでくれる。そして互いの気持ちを考えながら思いやりを持って暮らす大切さを学ぶ。包まれたひとつながりの空間で時を積み重ねて育まれる家族。

建築は器に過ぎない:
フロアは下から両親・皆・子供達だが、使うのは自由。どこで何をしようと気侭で良い。天気や季節によって居たい所、やりたいことによって使う場所、気分によって過ごしたい場所・・・人それぞれ様々で良い。機能は住み手が考えて使う。人が使い暮らすことにより建築は生かされる。
建築は器に過ぎない、しかし器の質から人も育まれる。

内外をつなぐ窓:
窓は周辺環境をとらえて、役割りを決めている。視覚的な開放と制限。バス通りや工場からの防音、防臭。太陽を捕らえ室の空気を一掃する天窓。湿気を防ぎ換気する浴室の水平窓。熱と音を制御するペアガラス。

床暖房で叶ったワンルームの住環境:
断熱:外壁は外貼りと中貼りの二重断熱として室内エネルギーを制御している。
冬:地階と1階に設けた床暖房は、部屋をひとつにつなぐあたたかな室気候をつくってくれる。
夏:室内頂部にある窓(ハイサイドライト)を始め、風通しのある開口部計画。

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mki 2007-12-20T15:46:26+09:00
高畑の家 / 暮らし から  http://mki-archi.com/info/archives/2007/12/post_100.html 生活をはじめて1年半くらい経った高畑の家にお邪魔した。
ワンルーム空間の暮らしは気になるところである。

南側につくったテラスにつながる築山は、子供達の遊び場となっている。
勾配を活かした遊びを自分達でみつけ楽しんでいた。

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2階の子供のフロアから常に下の様子がうかがえる。
庭、テラス、リビングと、光の恵みが覆っている。

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2階から下をのぞき見るような位置にソファが置いてある。
常につながっている空間は、互いを意識して暮らしている。

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2階からロフトへは、はしごで上がる。
子供達は秘密基地に入る気分である。
開放された吹抜けの中に窮屈な穴蔵をつくった。
包まれた安心感も欲しいと思ったからである。
木の枝につくられた鳥の巣のようにも思える。

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今回、クライアントに暮らしの様子を聞いてみた。
ひとつながりの家はどんなものか?
計画の段階でいくつかのプランの提案を行い、それぞれの良い所や悪い所をお話しして進めて来た。
大きな模型もつくり具体的な大きさや生活のイメージも伝えて来た。
そのためか、自分達にとって出来上がった空間は良い意味で大きくづれることはなかったと言われた。
実生活もイメージできるクライアントのおかげでこの住宅は生きているようだ。
一番のうれしい言葉は
「ずっと前からここで生活しているようです」
何度も打合せをさせてもらいつくり続けたものは、
身体にフィットした家になったと確認できた言葉であった。
階の違いや包まれた小さな空間も利用して、
自分の居場所を時に応じてつくりだし、暮らしているようだった。
想像以上の皆さんの暮らしぶりでした。
これからの暮らしが、ますます楽しみなお話しをうかがえた。

PS.
厳しい冬も地階と1階の床暖房のおかげで快適に生活されていました。


つくった家は単なる器です。
人が活き活きと暮らしてもらいたい器です。


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mki 2007-12-17T16:14:33+09:00