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再生 M

名古屋駅西地区には戦災を免れた町屋が多く残っている。

ここに、この地区で生まれ育ち下町の界隈の姿を残していきたいというクライアントの強い希望で出来た町屋。要望は、玄関から通り土間を抜けた先に光庭という町屋の原型の再生である。

再生M  は、中村公園近くにある築80年の二軒長屋の一軒の再生です。

長い月日の中で以前の持ち主が土間をつぶし、前庭と奥の庭に増築をしていた。その余分なものを取り除き町屋の原型「通り土間」と「光庭」を生かした空間である。これで健康的な風と光の通る空間になった。モルタルの通り土間には床暖房を設置し吹抜けのあるダイニングも暖かい。昔ながらの趣のある空間を技術で補うことで快適な暮らしが届けられる。

土間は玄関で靴を脱ぎ裸足で生活する。

奥深い陰のある空間は天窓・坪庭から光をもらい空気が浄化され、深くつつまれながらも清らかさを感じる。

・光庭と対話するダイニングキッチンは、日々の暮らしの中心となる。

・木格子につつまれた前庭の見えるアトリエは、光と緑を受け取る場。

・通り土間は、玄関アプローチから奥の光庭までの空気を透過する。

・天窓は、吹き抜けた土間と廻り階段に灯かりを落とす。

・奥行きの透過性、素形を活かすために間口の中に出るそで壁を耐震壁として補強。

古くから庶民が暮らしている中村の佇まいに、光と風を感じる町屋の再生。

plan

data

家族 夫婦+子供1人
住所 名古屋市中村区
竣工年 2010年12月
構造 木造
延床面積 87.5㎡(26坪)

 

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現場の記録

photo

 

愛知県 名古屋 建築家 設計事務所 向井一規建築設計工房


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