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塩河の家

里山の風景と暮らす家

 

山景:山に似合う屋根の風情
可児の山あいにある集落の中、築60年の母屋の建て替えである。南北に伸びた水田と山に囲まれた里山に馴染む、新しい住風景をつくった。
農家の本家としての風格、そして二世帯が永く住み続けるための、時とともに育む家を計画した。
山を背景にした連なる屋根のデザイン、そして山へとつながる庭は気持ちを和ませてくれる。
正方形と正五角形、庇の伸びた屋根は、シンプルな幾何学の美しさが山に生える。
そんな・・・・山に似合う住まい である。

 

水景:水鉢のおもてなし
石畳のアプローチから玄関に向かうと山際の石垣・中庭を見通すことができる。
木格子の横を入ると、地窓から水鉢のある坪庭に迎えられる。山庭・中庭につながる水景のおもてなしである。
水鉢にしているのは、納屋に眠っていた石臼 である。ステンレスの筧から井戸水が流れ落ちる。

 

五角形の居心地:開 と 閉
正五角形の室内は、家族の居心地を創造した空間である。
南の中庭と木デッキテラスにつながるダイニングキッチンは、大きな開口から陽が入り、明るく清々しい空間になっている。
くの字に延びた小さなリビングは包まれた安らぐコーナーである。玄関につながる廊下沿いにこども達が篭れるワークスペースがある。
五角形の空間で「広間」と「デン」のある、家族が優しくつながる空間になった。
2階の寝室は、五角形の傘に覆われた安心感のある空間である。
ここからの景色は、東の遠い山、西の近い山庭、南の中庭と・・・360度の眺めが心地よい。

 

方形屋根の下:前庭←室→中庭
正方形の屋根(方形)で覆われた空間は、方形の骨組みを室内空間としてつつみ込むようにしている。
仏間は、東にある石畳みの前庭と 西にある山庭に重なる中庭 の間にある。
東西の 庭につながる静謐な空間 である。

 

data

家族 夫婦+子ども2人+母
住所 岐阜県可児市
竣工年 2013年
構造 木造2階建
延床面積 150.9㎡ (1階:115.3㎡ 2階:35.6㎡)

 

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現場の記録

 

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愛知県 名古屋 建築家 設計事務所 向井一規建築設計工房


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