あたらしくてなつかしい建築
私は建て主さんの要望そして想いを大切に、自分が信条とする住みたい家を設計しています。
幼い時から青年にかけて父の仕事の関係で住まいを移転してきました。
山と川に挟まれた里山(広島県芦品郡河合谷村)から土塀や酒蔵が並ぶ街(東広島市西条)
そして雪と雨の多い北陸の地方都市(福井市)で過ごし、大学から東京で17年ほど修業をした経歴です。
人は住んでいる環境によって形成されると思います。
自然の多い田舎から大都市へ少しずつ経験できたことは、私が設計するときの財産になりました。
「あたらしくてなつかしい建築」は、この実体験した原風景の記憶を信条として生まれた言葉です。
これらの原風景で育まれた私の正直な気持ちを大切にし、設計の拠り所としています。